日本庭園ランキング11位に 玉堂美術館の枯山水 米国専門雑誌発表

無題 米国の日本庭園専門雑誌が毎年発表している日本庭園ランキングで青梅市御岳の玉堂美術館(小澤萬理子館長)が11位に選ばれた。東京では希少な枯山水を持つ庭園と評価され、昨年の15位から4つランクを上げた。
雑誌は『ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング』。毎年発表するランキングは規模や知名度によらず 純粋にその美と質によって評価され、日本人独特の先入観が入っていないものとして注目されている。
日・米・豪の専門家たちが日本各地の庭園を調査し、歴史性や知名度、規模にとらわれず、庭そのものの美しさ、上質な時間を過ごせる空間、建物と庭園の調和、利用者への対応などを基準に総合的に評価し順位を付けた。1位は島根県の足立美術館、2位は京都府の桂離宮だった。
同美術館では「これを励みに、来館された方により感動を与えられる美術館にしていきたい」と話している。
午前10時~午後5時。問い合わせは0428(78)8335まで。(岡村)