新町に店構え10年 「人とのつながり、楽しい」 青梅の古道具店「マルポー」

SONY DSC 青梅市新町の古道具店「マルポー」(笹本邦好店主)は同地に店を構え約10年。店内には「おもしろいと思ったものは何でも」と店主の笹本さん(48)が集めた品々が所狭し、色とりどりに並ぶ。
笹本さんは社会人になってから福生市内の革製品やアクセサリーなどを扱う店で働いていたが、15年ほど前に青梅市新町のリサイクルショップに転職。4年ほど働き、2009年、同店隣にマルポーをオープンした。
古民家を活用した店の中には、家具や雑貨が並ぶ。商品は古道具の市場や個人宅などから買ったもの。鉄製の足に天板を取り付けるなど、リメイクした商品も扱う。「リメイク品のオーダーや買い取り、片付けの相談も受けています」という。
「モノが古くなると捨てられてしまうし、敬遠されることが多い。でも古いものの良さを好む人はいますし、私も古いものが好き。自分がおもしろいと思えるものを扱っていきたいですね」と笹本さん。「長く続いているからこの仕事は自分に合っているんだと思っています。同業者同士やお客さん、人とのつながりができるのも楽しいです」と話していた。
営業時間は午前10時~午後6時(随時変更あり)。不定休。イベント出店などで臨時休業が多いため、来店時は電話やメールでの問い合わせがおすすめ。問い合わせは090(9816)6422、メールkuni.marupo★gmail.comまで。(佐々木)

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