東京野菜普及協会が販売 日の出産のゆず香るバウムクーヘン 東京土産に大人気

SONY DSC 日の出町産の柚子を使用した洋菓子「東京都日の出町産ゆず香るしっとりバウムクーヘン」が人気を呼んでいる。今年3月の発売から半年で約2000個を販売。生産が追い付かず、品薄状態になっている。
販売者は東京野菜普及協会(大田区)で、地産地消を促進することで、東京産野菜の生産拡大、農地・環境の保全を目指している。東京でとれた素材を東京で加工・製造し商品化するプロジェクト「TOKYO×TOKYO」を進めている。今回のバウムクーヘンもその一環で、加工は「下町バームクーヘン」で有名な乳糖製菓(墨田区)が行っている。
柚子ペーストを使用したバウムクーヘンは、しっとりとした口どけ。甘さは控えめでほんのりと柚子が香る。直径約12㌢、厚さ約5㌢の持ち運びしやすいサイズで、東京土産としてはもちろん慶事の贈り物としても重宝されているという。
価格は650円。町役場(同町平井)や町肝要の里(同町大久野)、日の出経済センターぐりむ(同)などで販売中。(佐々木)