青梅市中央図書館 ~3月17日 「平成」時代とは何だったのか 「平成~その記録と記憶~」特設図書コーナー

青梅市中央図書館(同市河辺町河辺タウンビルB棟)3階で、「平成~その記録と記憶~」と題した特設図書コーナーが設けられている。皇室、政治・経済、社会・国際、自然・環境、産業・科学、文学、エンターテインメント、年鑑の8コーナーに分け約200冊が紹介されている。3月17日まで。

「平成~その記録と記憶~」(青梅市中央図書館)
「平成」に関する特設図書コーナー

皇室コーナーでは「平成の天皇、天皇陛下と美智子さま」(朝日新聞社)と「天皇皇后両陛下のご即位20年」(毎日新聞社)の両グラビアが充実。
政治・経済の「ドキュメント平成政治史・全3巻」(後藤謙次著・岩波書店」と「失われた20年」(朝日新聞取材班)は平成時代とは何だったかを考える上で参考にできる。
社会・国際の「外国人記者が見た平成日本」(ヤン・デンマン著・KKベストセラーズ)と「平成史」(佐藤優・片山杜秀共著・小学館)は、一寸先は闇の国際政治の裏表に精通した内外の論客の深読みに敬意を表したい。

自然・環境では「震度7―何が生死を分けたのか」(NHKスペシャル・KKベストセラーズ)、「東日本大震災報道写真全記録」(朝日新聞社)、「阪神大震災」(流通科学大学震災研・メタモル出版)がお薦め。
産業・科学では2012(平成24)年にノーベル生理学・医学賞に輝いた「山中伸弥物語IPS細胞を発見!折れない心で希望をつなぐ」(上坂和美著・PHP研究所)と、打ち上げから帰還までの7年間、「はやぶさ」を見守り続けたスタッフが描く「はやぶさ君の冒険日誌」(小野瀬直美著・毎日新聞社)の両著は子どもから大人まで読んで面白い。

文学では辛口の文芸評論家の福田和也氏が「作家の値打ち」(飛鳥新社)で87点の高得点を点けた石原慎太郎作「弟」(幻冬舎)、平成の次の時代を生き抜くための五木寛之作「生きるヒント・愛蔵版全一巻」(角川書店)の両著は読み応え十分。

年鑑では池上彰監修の「ニユース年鑑・全27冊」(ポプラ社)は分かりやすい解説で一家に一揃い置きたい類の本だ。
まもなく平成の世が終わる。新時代に向かう手がかりになる何かを探しに展示コーナーに足を伸ばしてみたい。(吉田)