囃子×DJ×BMX あきる野の奏で 来月17日、阿伎留神社で

地域に伝わる囃子とDJ、自転車競技のBMXを組み合わせた音楽イベント「あきる野の奏で」が来月17日、あきる野市五日市の阿伎留神社で行われる。伝統と若者文化、異色の取り合わせで子どもから大人まで幅広い世代が楽しめるイベントにしたいという。あきる野の奏で(伊藤)

「あきる野の奏で」は、同市観光協会青年部が2007年から継続している音楽イベント。スタート時には「和の響withジャズ」の副題があり、公演は邦楽とジャズが中心だった。最近はジャンルの幅を広げ、アイドルグループを招いた年もあった。
今回、実行委員長の大野陽一さん(41)の発案で原点回帰。「和」路線での公演が決まった。そこで真っ先に大野さんの頭に浮かんだのが、耳なじみのある囃子。地元の上町囃子連に相談したところ、五日市地区の13の囃子団体が所属する「鳳雛の家 五日市社中」(青木豊代表)に話が届き、とんとん拍子に出演の運びとなった。
ただ、囃子を披露するだけなら普段の祭りと変わらない。「もっとエッジを効かせたい」と、青年部員でDJのYO‐GINさん(41、本名・佐藤洋亮)を巻き込み、若者に人気のBMXを取り入れることにした。
当日は100人を超す囃子衆が参加見込み。13団体の獅子が一斉に登場するなど、視覚的にもにぎやかな演出でインスタ映えを狙う。また、YO‐GINさんの仲間でYUKIJIRUSHIさん、KASHI DA HANDSOMEさん、活路さんなど国内で活躍中の人気DJが応援にかけつける。BMXはプレーヤーに堀井明さんを招くほか、地域の愛好家にもフリーで参加を呼びかける。
五日市社中の青木代表(72)は「他ジャンルとのコラボは初めての試みで、非常に興奮している」、副代表の三浦伸雅さん(56)は「今年1月に社中を結成してから初めて参加するイベント。そろいの半てんを新調して臨む歴史的な第一歩になる」と張り切る。
YO‐GINさんは2016年に港区から同市養沢に移住し、グランピング施設WOODLAND BOTHYを開業。「いつか地元でDJのイベントを企画したいと思っていた。早々に青年部の仲間に声をかけてもらってうれしいし、ありがたく思っている。当日は1日中、音楽を流しているので、いつ来ても楽しめるはず。ぜひ子ども連れで来てほしい」と家族での来場をすすめる。
大野さんは「この狭い五日市の地域に通年活動している囃子の団体が13もあることを皆に知らせたい。五日市という地域を知ってもらい」と地域愛たっぷりに話し、「当日は楽しみでしかない」と新たな試みに胸を躍らせている。
開催時間は午前9時~午後3時。雨天決行。入場無料。アルコール類、だんべぇ汁の販売あり。問い合わせは042(595)0514同市観光協会まで。

22日にDJ体験
オウン・ピーで
DJの操作をまぢかで見られる体験会が22日、同市山田のオウン・ピーである。イベント会場でのDJの役割を知って「あきる野の奏で」をより深く楽しもうという趣旨。午後6時~11時ごろ。誰でも参加可。