手描き江戸友禅 「腰原きもの工房展」  櫛かんざし美術館 青梅市柚木町手描き実演と作品展示 23日~来月26日

20190322093847251-1 手描き江戸友禅の「腰原きもの工房展」が23日~来月26日、青梅市柚木町の澤乃井・櫛かんざし美術館(小澤徳郎館長)で開かれる。
工房展では腰原淳策工房主、息子の腰原英吾さん、英吾さんの妻の信子さんの3人の友禅作家の手描きの実演と着物、帯などの作品展示される。
実演は29日、来月3日~6日。いずれも午前11時~正午、午後2時~3時の2回。精緻で熟練した手描きの職人技を見ることができる。
展示作品は腰原工房主の枇杷色地縮緬の染名古屋帯「柿」、英吾さんの黒地、流水地紋の振袖「流水に蝶々・色焼箔」=写真、信子さんの青磁色鱗地紋夏紬の名古屋帯「鷺に柳」など多数。
同工房は工房主の父親の腰原新一さんが1947年に創立。63年に工房主が2代目を継いだ。94年に花小金井から青梅市柚木町に工房を新築移転した。
英吾さんは02年に多摩美術大学日本画科卒後、父の工房で友禅作品制作に従事。妻の信子さんも02年に同大卒後、06年に同工房へ入社した。
手描き友禅は刷毛や筆、防染糊、蝋を用いて手描きで印刷機械など一切使わず、正絹の白生地に柄紋様を描いていく伝統技法。江戸友禅、加賀友禅、京友禅が有名。江戸元禄時代に加賀の国(石川県)出身の扇絵師の宮崎友禅齋が創始した。
開館時間は午前10時~午後5時。月曜休館。一般600円、学生500円。問い合わせは0428(77)7051同美術館まで。(吉田)