羽村 ハコノカフェ 薫り高いコーヒーと落ち着いた空間 地域に根付く喫茶店

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かわいらしい雑貨が飾られた店内に立つ鹿子木店主

羽村市緑ヶ丘にある喫茶店「ハコノカフェ」(鹿子木夕子店主)。交通量の多い通りにあるが、一歩店に入るとアンティークの家具や雑貨に囲まれ心地よい音楽が流れる落ち着いた空間に包まれる。
「カフェというより、昔ながらの『喫茶店』が好き」という鹿子木店主。自分の好きな空間に設え、2011年12月にオープンした。「当時は子どもが2歳ぐらいでしたし、無理なく続けていける範囲で」と考え、営業は平日の日中のみ。現在もそれは変わらず、「自分ができる範囲で。楽しいと感じられなくなったら終わり」と考えている。
開店当初は苦戦したそうだが少しずつ客足は増え、一人で切り盛りしながら今年で8年目を迎える。「少しずつですが地域のコミュニティの場になっているとも感じています。来てくださる方たちのためにも店は続けていきたいなと思っています」と話している。
ハコノカフェ2 おすすめはなんといっても一杯ずつハンドドリップで淹れる薫り高いコーヒー(500円~)。豆は自家焙煎の専門店から仕入れている。そのほかウインナーコーヒーや有機アッサム紅茶、自家製ジンジャーエール(すべて600円)、天然酵母食パンのサンドイッチ(ミニサラダ付き、899円)など軽食、スイーツもある。
営業時間は正午~午後5時。月、土・日曜、祝日定休。問い合わせはhaconocafe@gmail.comまで。(佐々木)