手描きでしか味わえない色の深み 手描き江戸友禅「腰原きもの工房展」 26日まで 櫛かんざし美術館 青梅市

手描き江戸友禅(実演) 手描き江戸友禅「腰原きもの工房展」が26日まで、青梅市柚木町の澤乃井・櫛かんざし美術館(小澤徳郎館長)で開かれている。同工房(同柚木町)の腰原淳策工房主(72)、長男の英吾さん(40)、その妻の信子さん(40)の3人の作品の着物や帯など20点が展示されている。
友禅染めは型や印刷機械などを一切使わず、手描きだけで白生地に直に絵模様を描いていく江戸時代から伝わる染色技法。精緻で熟練した職人技が要求される。
英吾さんは「工房ではお客様のご希望に添い古典的なものからモダンなものまで、図案制作から仕上げまで行います。期間中の土・日は可能な限り顔を出したい」と話した。
展示室には英吾さんのパステルカラーを採り入れた振袖「蝶に流水紋」をはじめ、工房主の四季の花々と鳥を描いた振袖「相思鳥」、信子さんの黒地に紅葉を散らした手描き﨟纈染め小紋「紅葉」、英吾さんのシルクロードの更紗模様をアレンジした名古屋帯「鳥更紗」など魅力がいっぱいの作品が並ぶ。
問い合わせは0428(77)7051同美術館まで。(吉田)