八ヶ岳の天然氷を食べる 黒茶屋敷地内 「水の音」

カキ氷 三種-1-1024x511.jpg 季節外れの暑さとなった先週末、おいしいかき氷店が多いあきる野市では、店の前に涼を求める姿が目立った。同市小中野の黒茶屋敷地内の秋川渓谷を望む野外テラスカフェ「水の音」もその一つ。南アルプス八ヶ岳の天然氷を使ったかき氷が喜ばれている。
冬の自然の寒さだけでゆっくりと時間をかけて作った天然氷。ゆっくりと凍らせると、不純物を含まない純度の高い氷になる。昭和の初め頃、全国に100軒近くあった天然氷蔵元だが、今は5軒ほど残るだけ。
「水の音」では名水百選「八ヶ岳南麗高原湧水群」と言われる地域の地下80㍍の井戸からくみ上げた水で作った氷を使用。黒茶屋自家製の無添加シロップをベースに、抹茶小豆、柚子蜜、いちごの味で楽しめる。いずれも1000円(税込)。
問い合わせは042(596)0129まで。(岡村)