青梅市立美術館 22日~ 人気作「大漁」「花の音色」など 風の画家、中島潔特別展「新しい風―希望・明日へ生きる―」

⑤花の音色A5
「花の音色」(2010年水彩)

郷愁を帯びた童画で知られる風の画家、中島潔特別展「新しい風‐希望・明日へ生きる‐」が22日〜9月1日、青梅市立美術館(同市滝ノ上町)で開かれる。同美術館主催。アトリエ・ウメ、アートカフェ協力。
前、後期に分けて、代表作からNHKラジオ深夜便のテキストの表紙画を含む近作まで日本画、童画、イラストなどを展示する。
異才、中島潔は1943(昭和18)年、佐賀県生まれ。61年、18歳で上京、様々な仕事に従事しながら独学で絵を学んだ。72年に渡仏し、画家になることを決意。82年、NHKテレビ「みんなのうた」のイメージ画で一躍脚光を浴びた。2010年、京都の清水寺成就院に「生命の無常と輝き」の襖絵46枚を、15年、同六道珍皇寺に「地獄心音図」をそれぞれ奉納。現在「新しい風」シリーズで全国を巡回した。 展示作品は夭折した詩人、金子みすずの詩「大漁」を絵画化した「大漁」(岩絵具・顔彩・和紙)、「花の音色」(水彩・ケント紙)、「新しい風」(水彩・ケント紙)、「永久への言葉」(顔彩・岩絵具・和紙)など。
期間中の関連イベントとして同画伯によるギャラリートークが8月4日午前11時から、サイン会が午後12時半からある。7月20日、8月25日に同館学芸員によるギャラリー・ガイドもある。0428(24)1195まで。 (吉田)