青梅市御岳の玉堂美術館 世界美術展出品の「鵜飼」など 夏らしい作品展示で迎える

鵜飼
世界美術展に日本代表で出品された「鵜飼」

今月30日は日本画の大家、川合玉堂の命日。青梅市御岳の玉堂美術館(小澤萬里子館長)では9月1日まで、「鵜飼」などの夏らしい作品を展示し、来館者を迎えている。
玉堂は生涯に500点を超す鵜飼の絵を描いている。中でも「鵜飼」は、三艘の鵜舟が密集する総がらみといわれる構図で、人物、鵜の動きが躍動する画面を構成し、濃墨の木の葉が光と闇の対比を鮮やかに表現した傑作。米国の雑誌ホリデー主催の世界美術展に日本代表で出品され、高い評価を得た。
小澤館長は「絵が米国全土を回って日本へ戻ったときには玉堂はこの世にありませんでしたが、他の鵜飼の絵になかった鵜を操る鵜匠の顔に笑みが浮かんでいることが幸せだった玉堂の一生を表しているようです」と話している。
開館時間は10時~午後5時。月曜休館。入館料は大人500円、大学生・中学・高校生400円、小学生200円。問い合わせは0428(78)8335まで。(岡村)