生活資料から平和の尊さ感じる 福生市郷土資料室 9月8日まで

SONY DSC 福生市郷土資料室(同市熊川)は9月8日まで、企画展示「平和のための戦争資料展」を開催している。今年は衣料切符や配給品の通帳など市民生活に関わる資料を多数展示し、戦時下の市民生活を考える内容になっている。
同室は毎年終戦の日に合わせ、平和の大切さを再認識することを目的とした企画展示を行っている。市民から同室に寄贈されるなどした貴重な戦時中の資料を展示しているほか、戦中・戦後の福生にかかわりが深い、陸軍多摩飛行場や戦後の米軍ハウスなど、福生ならではの資料も展示している。
配給というと現代の感覚では無料でもらえるものととらえる人もいるが、戦時中はお金を払って買うものだったという。展示品の一つである、配給品の通帳がないと買うこともできず、当時の厳しい食糧・物資不足がうかがえる。同室職員は「貴重な資料を見ていただくことで、平和の尊さを考えていただけたら」と話していた。
入場無料。月曜休館(祝日の場合は翌平日休館)。問い合わせは042(530)1120まで。(佐々木)