羽村　根がらみ前水田で 大賀ハス開花　来月３日に観蓮会

　羽村市の根がらみ前水田で、大賀ハスが花を開き始めている。例年の見ごろは７月下旬～８月上旬の早朝６時ごろ。来月３日には観蓮会（同市農業後継者クラブ主催）が開催される。
大賀ハスは１９５１年に故大賀一郎博士の指導のもとに千葉県の検見川遺跡から発掘された２０００年前の植物。発掘された３個の実のうち、１個が大きく成長し見事なピンク色の花が咲いた。以降全国はもとより世界各地に分根され、羽村市内でも町田市の大賀藕絲館から譲り受け、農業後継者の方々が植え付けたという。
観蓮会では午前６時半～７時半、「荷葉杯」が行われる。ハスの葉にお酒を注ぎ茎を通して飲むもので、長生きするという言い伝えのある。そのほか６時半～８時に野点（参加費１００円）、新鮮野菜の直売もある。
小雨決行。問い合わせは０４２（５５５）９６６７羽村市観光協会まで。（佐々木）