複合公共施設を整備 福生市が基本計画案を公表 福生駅西口地区 26年度完成

西の風ロゴ1福生市は、福生駅西口地区市街地再開発準備組合(田村半十郎理事長)が進める再開発事業に関連して、同地区公共施設整備基本計画案をまとめ発表した。3~4階建て延べ約1万5000平方㍍の複合公共施設を整備する。
複合公共施設には、公共施設のほか、商業施設と住宅が入る。2020年度末までに実施計画などを策定し、21年度から基本設計を開始する見込み。23年度の着工、26年度の完成を目指す。
加藤育男市長は先月28日の定例記者会見で「あくまで民間主導だが、公共施設に関してはスピード感を持って取り組む。未来型思考の新しい発想で、完成後各地から視察が訪れるような施設にしたい」と意欲を示した。
西多摩の玄関口に相応しいにぎわいを創出したいとしており、屋内型スポーツ施設、図書館、多目的スペース、保健センター、子育て支援スペースなどを配置する方針。今後の基本・実施設計で具体化していく。
再開発事業の施行区域は福生駅西口駅前の約2㌶。(岡村)