五日市駅下にカフェ 「ブランコ」オープン テイクアウトOK

秋川渓谷の産物を使ったメニューを扱うカフェblan.co(ブランコ)が14日、武蔵五日市駅下にオープンした。テイクアウトが中心だが、2階のイートインスペースも利用できる。電車やバスの待ち時間に重宝されそうだ。
店は「地域のシンボリックな名物をつくる」をモットーに観光事業や飲食店を手がけてきた株式会社do-mo(ドーモ、高水健社長)が運営。同駅前の飲食店Sketch(スケッチ)、CANVAS(キャンバス)に次ぐ3店舗目だ。
メニューの核となるのが秋川渓谷のアユで作った「鮎オイル」「鮎ソルト」などの調味料と、南沢あじさい山(同市深沢)の甘茶で作った「あじさい茶」。地元野菜たっぷりのパニーニ(500円~)、おむすび(400円)、ポテトチップスなどの軽食は鮎調味料で味付け。ソフトクリーム(480円)、クラフトビールには柔らかな甘みが特徴のあじさい茶を使用する。
コーヒー(400円)にもこだわり、栽培が難しく希少価値の高いケニア品種「SL28」を提供する。お土産用に調味料やお茶の販売もある。
高水社長(29)は「カフェで提供するのは、これまで地域で事業を行う中でつながった人たちと作ったオリジナルのメニューです。商品として形にできたことに手ごたえを感じています」と話している。
営業時間は平日午前8時~午後5時、休日は午後6時まで。月曜定休。問い合わせは080(5055)1926まで。(伊藤)