あなただけの「奥多摩ものがたり」を おくてんが初の公募展 「奥多摩にアートのエッセンスを」

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応募作品の展覧会を開催する奥多摩町せせらぎの里美術館

おくてん実行委員会(海野次郎委員長)は奥多摩町立せせらぎの里美術館(同町川井)と共催で、「奥多摩ものがたり」と題した公募展を初開催する。応募条件はたった一つ、「あなたの足で、奥多摩を訪れる」こと。「文章と美術作品であなただけの『奥多摩ものがたり』を表現してください」と呼び掛けている。
同実行委は2009年から、町内のアーティストが各自のアトリエや工房、ギャラリーを公開するアート・フェスティバル「おくてん」を開催。昨年からは同フェスの名称を「OKUTAMA ART FESTIVAL」としビエンナーレ形式(2年に1回開催)をとることに。一方で「おくてん」は年間を通じて奥多摩で行われるクリエイティブな活動の総称とし、活動の幅を広げ始めた。
活動の一環として、昨年8月に奥多摩日本語学校(同町川井)と協働で企画し、同校内に「おくたま森の工作室」をオープン。現在、同町のアーティストらがワークショップなどを開催する場となっており、今後さらに広く活用していく予定だ。
公募展も新たな歩みを始めた「おくてん」の活動の一つ。「おくてんの最終目標は、奥多摩にクリエイティブな人たちが集まり、奥多摩に文化ができていくこと。間口を広くして作品を募集することで、より多くの人が奥多摩に訪れてほしい」とおくてんディレクターの鋤柄大気さん(32)。「山登りやアウトドアといったイメージの強い奥多摩にアートのエッセンスを加えていけたら」と話していた。
募集するのは、平面作品(長辺が55㌢以内)、または立体作品(三辺の合計が120㌢以内)。加えて、奥多摩を訪れて感じたこと、イメージしたことなどを既定のフォーマットに手書きした文章(形式は自由)も必須。最高賞の奥多摩ものがたり大賞(1点)に選ばれたアーティストは、同美術館で企画展を開催できる。応募作品の展覧会は今年12月19日~来年2月29日に同館で開催予定。
応募締め切りは、文章と応募票が来月30日必着。美術作品は12月16日に直接搬入、もしくは同日着指定で送付する。詳細は同美術館のホームページ参照。送付先、問い合わせは〒198‐0102奥多摩町川井53、0428(85)1109同美術館まで。(佐々木)