檜原村指定無形民俗文化財に 湯久保の獅子舞など 3芸能を追加

西の風ロゴ1 檜原村はこのほど、村の民俗芸能3つを無形民俗文化財に指定した。これにより各保存団体は村文化財補助金に申請が可能となる。担い手や資金が不足する中、民俗芸能の継承を後押しする制度だ。
新たに指定に加わったのは、大嶽神社の神輿渡御式、湯久保の獅子舞、樋里の獅子舞の3芸能。文化財指定の動きは、昨年10月の村主催郷土芸能祭を前に申請が集中し、村文化財専門委員会の審査を経て昨年4月に4芸能が指定を受けた。今回3つが加わり7つとなった。
村教育委員会では「形のない芸能を受け継いでいくのは大変なこと。文化財指定をきっかけに地域の芸能が見直され、継承を応援できたらいい」と話している。(伊藤)