青梅赤塚不二夫会館が来月閉館 来月14日~31日、感謝祭
「天才バカボン」などの代表作で知られる昭和のギャグまんが王、赤塚不二夫さんの絵や写真などを展示した青梅赤塚不二夫会館(青梅市住江町)は先月29日、建物の老朽化を理由に3月末で閉館すると発表した。
同館は明治時代に建設され、もとは外科医院だった建物。映画看板による昭和レトロな街づくりを進める住江町商店街が赤塚さんに協力を求め2003年に開館した。青梅宿の一角にあり、昭和レトロ商品博物館、昭和幻燈館と並び昭和を楽しむ施設として街づくりに大きな役割を果たした。
閉館にあたり館長の横川秀利さんは「非常に残念だけど、赤塚キャラと付き合った17年間はとっても楽しかった」と話した。
同館は来月14日~31日、入館料を無料とし、地酒澤乃井など青梅の物産をプレゼントする感謝祭を開催する。
開館時間は午前10時~午後5時。月曜休館。問い合わせは0428(20)0355まで。*開館当時の記事を「西の風」ホームページで公開中。(伊藤)