川下りしながらごみ拾い 御岳カップ実行委が呼びかけ 台風後の多摩川をきれいに

ボートで川を下りながらごみを集めた参加者ら

 川下りやボルダリングなど遊びのフィールドとして御岳渓谷(青梅市)に親しんでいる人たちやラフティングの選手ら30人ほどが先月24日、多摩川の楓橋から軍畑大橋までの区間で、ボートで川下りをしながらごみを集めた。鉄くずや毛布などの粗大ごみ約450㌔が集まった。
 清掃活動は、御岳渓谷で年2回、ラフティングの大会「御岳カップ」を開催する同実行委員会が主催。昨年10月の台風19号で大量のごみが流れ込み、橋が流失するなどして様変わりした多摩川をきれいな状態に戻そうと昨年11月から毎月1回続けている。
 初回の11月は予定していた大会を中止し、代わりに清掃参加を呼びかけた。2日間で300人ほどが集まった。その後も毎回重点区域を決めてごみを集めた結果、川の白濁は残るものの御岳エリアは以前とほぼ変わらない状態まで景観が戻った。今後は沢井エリアなど下流域に重点区域を移して清掃を続けていくという。
 大会ディレクターの柴田大吾さんは「ごみを拾って川がきれいになるのは純粋に気持ちいい。それを皆で力を合わせてできるのはうれしいこと。重労働ではあるが、恩返しとかいう大げさなものでなく、普段御岳渓谷で楽しんでいる人たちが気持ちよくつながって取り組んでいます」と話した。
 来月4、5日には第20回御岳カップを開催予定。清掃は今月29日にも実施する。詳細は御岳カップの公式サイト、フェイスブックで発信する。(伊藤)