あきる野産コシヒカリの日本酒「八重菊」 来月5日、先行販売イベント あきる野市二宮の長谷川商事で

イベントのチラシ。江戸時代に醸造した「八重菊」のラベルを今回復刻版として使用する

 全量あきる野産コシヒカリで仕込んだ純米生酒「八重菊」の先行販売イベントの日程が決まった。来月5日正午~午後5時、同市二宮の長谷川商事駐車場で開催される。
 主催は二宮商栄会(井上泰樹会長)。新酒のほか酒粕まんじゅう、地元飲食店が作った日本酒に合うつまみのパック詰め、あきる野産農産物などを販売する。新型コロナウイルス感染予防のため会場での飲食は禁止。テイクアウトのみとする。
 「八重菊」は江戸時代、同市小川の森田醸造で造っていた酒の銘柄。今回は福生市の石川酒造が醸造元となり、地元のうるち米と2種の酵母を使って生酒と火入れ熟成酒の2種を仕込んだ。いずれも4合瓶で生酒は1500本、熟成酒は2900本を販売予定。
 先行販売はイベント当日~14日、二宮の長谷川商事とリカーショップたかぎ、秋川ファーマーズセンター、JAあきがわ経済センターマイムで行う。15日以降、市内酒店や石川酒造などでも扱う。価格は税込み1650円を予定。問い合わせは042(558)2105長谷川商事まで。(伊藤)