子ども弁当 休校延長で継続 あきる野、青梅で 手作りの味で応援

西多摩では青梅麦酒(青梅市本町)の武藤一由さんがいち早く始め、近隣に広まった子ども弁当。休校期間が5月の連休明けまで延長されたことで、継続する店や新たに始める地域も出てきた。

あきる野市秋川のOMUSUBIYAらんか(清水るみ店主)は、休校延期に伴い「こども弁当」の提供期間を5月6日まで延長した。秋川駅北口会の取り組みとして3月9日〜25日、弁当作りに携わり、それ以降も単独で提供を続けてきた。

小学生以下の子どもを対象に月曜を除く毎日、1食300円で日替わり弁当を提供している。当日8時まで予約可能で、近隣エリアには配達もする親切さ。店主の清水さんは「休校が続く限りは応援したい」という。問い合わせは080(7940)9925まで。

4月6日に始まったのが「こども弁当@しもながぶち」。青梅市立二小、二中の学区内に限り1食300円で手作り弁当を配達する。

子どもたちと子育て世代の助けになればと、地域で活動する子どもステーションが企画。下長淵でスナック紫苑を営む佐藤アイ子さんが調理を担当し、子どもステーションのメンバー4、5人で手分けして配達している。人との接触が制限される状況だが、一声かけて弁当を手渡す行為が子どもの見守りにつながっているという。予約・問い合わせは080(6509)8576島田さんまで。