乗らずに用事を代行「代タク」 あきる野 横川観光

image from 0430-10b新型コロナによる外出自粛を機に新潟県のタクシー会社が始め、ネーミングの良さもあってツイッターで話題を集めた「乗らないタクシー」。薬の受け取りや買い物などの用事を代行するサービスだ。横川観光(あきる野市三内、山口和彦社長)では数年前から同様のサービスを実施している。

その名も「代タク(だいたく)」。「代行タクシー」を略したもの。「運転代行」と区別するためこの名前にした。同社では、利用客の大半を占める地域の高齢者の役に立ちたいと数年前に同サービスを開始。当時はそれほど浸透せず、利用者も少ない状態だが、新型コロナで外出を制限される今、再度利用を呼びかけていきたいという。

対象エリアは五日市周辺と日の出町(その他、応相談)。利用料金は30分1000円で、以降15分ごとに500円が追加される。10時~14時、17時~20時は飲食店と連携して配達業務に専念するため、代タクの利用可能時間は14時~17時。利用の際はファクス042(588)4551で申し込む。住所、氏名、電話番号と、代行してほしい用件を記入する。買い物代行の場合はリクエストする品目も記入してほしいという。(伊藤)