青梅市御岳の玉堂美術館 夏の展示「玉堂と水」で再開

1909年に描いた「瀑布」。清涼感あふれる作品

青梅市御岳の玉堂美術館(小澤順一郎館長)は、緊急事態宣言の解除を受け5月30日から開館した。「玉堂と水」と題し、夏の展示で迎える。

夏の風景画の中でも水が描かれた作品が多く展示されていて、来観者に清涼感を与えている。

1909年に描いた「瀑布」は、「控え目だが彩色が施され、それが微妙なアクセントや風情を生んでいる」と評価が高い。玉堂は川や滝などとどまることなく流れ続ける水を描くことを得意にしていた。

会期は8月30日まで。開館時間は10時〜17時。月曜休館。入館料は大人=500円、大学生・中学・高校生=400円、小学生=200円。問い合わせは0428(78)8335まで。(岡村)