御岳山の13の飲食店、土産物店で防火機器の点検

本格的な観光シーズンを前に青梅消防署(古賀崇司署長)は6月25日、青梅市御岳山地区の飲食店、土産物店など13の施設を一斉に立ち入り検査し、火災予防指導を行った。

御岳山には消防ポンプ車が入れず、消防水利も少ないことから毎年実施している。今年は新型コロナの影響で御岳山の飲食店、土産物店も5月末まで休業。緊急事態宣言の解除に伴い、6月から感染予防対策を講じて営業を再開した。6月19日には都県をまたぐ移動の自粛要請も解除され、夏に向けて多くの観光客が来ると予想される。

検査では、消火器や火災報知機などの防火機器の点検日や使い方、消防計画に沿った防火管理がきちんと行われているかなどを確認。署員が防火のアドバイスをした。飲食店では「緊急事態宣言が解除され、今後登山者、観光客が増えてくる。より一層火災予防に注意して観光客をお迎えしたい」と話す。(伊藤)