檜原のニジマスと山桜チップで「カノトスモーク」新発売 かあべえ屋などで販売
檜原村神戸(かのと)のニジマスを檜原産の山桜のチップで薫製にした「カノトスモーク」が発売された。魚を漬け込む薫製液にハーブを加えるなどして食べやすい味に。檜原の手土産として売り出すため、パッケージのデザインにも力を入れた。
神戸国際マス釣場が釣場のニジマスを使って作り、釣場と村内のミニスーパーかあべえ屋の2カ所で販売する。薫製釜や乾燥機など製造に必要な機材の購入に都の地域特産品開発支援事業、村のものづくりチャレンジ支援事業の補助金を活用した。
製造担当の大野聡さんは「いぶす前にハーブオイルを塗って照りを出すなど工夫しています。ほどよい塩味とスモーク臭が酒の肴にぴったり。手土産にしても喜んでもらえるのでは」と話す。
価格は1㌘15円で大きさによって多少異なるが、1袋750円前後(税別)。秋川アユ、ヤマメの薫製も間もなく発売予定。問い合わせは042(598)0132釣場まで。(伊藤)