「ひので朝市」再開 15分で完売の商品もコロナ対策に気配り

朝市会場。感染対策に気をつけながら再開した

新型コロナの影響で3月から開催を見合わせていた「ひので朝市」が11日、ひのでグリーンプラザ駐車場(日の出町平井)であった。同町商工会(清水秀明会長)加入の15店舗余りが出店。久々の客との触れ合いを楽しんだ。

年4、5回開催される朝市はこれで71回を数える。各店が一押し商品を持ち寄り、通常より安価で提供するとあって、子育て世代から年配者まで幅広い層に親しまれている。

特に総菜系が人気で、今回はラーメン店「松華」のチャーハン50パック、餃子60パックが開店から15分ほどで完売した。同店の伊藤峯子さんは「たくさん売れるとやっぱりうれしい。朝3時起きして作った甲斐があった」と笑顔を見せた。

会場入り口では商工会の川島敏彦事務局長が非接触型体温計で来場者の検温を実施。手指のアルコール消毒を呼び掛けるなど感染対策に気を配った。

次回は9月5日9時~11時、同会場で開催予定。問い合わせは042(597)0270商工会まで。(伊藤)