「東京裏山ベース」リニューアル 秋川渓谷の新たな遊び方提案
武蔵五日市駅前の東京裏山ベース(神野賢二代表)は日、「裏山遊びのショールーム」としてリニューアルオープンした。秋川渓谷エリアを「東京裏山ワンダーランド」という自然浴テーマパークに見立て、新しい遊び方を提案していく。
代表の神野さん(42)が妻、路子さんに「アウトドアは一般の人からするとまだ敷居が高い。都心での疲れを癒やしたい女性などにも気軽に自然を満喫してもらえるサービスを提供してはどうか」とアドバイスされたことがきっかけになった。
リニューアル後は店舗を訪れた人が気軽に秋川渓谷エリアで遊べるよう、さまざまな遊び方を展示で紹介している。
2016年のオープン以来、多くの人に親しまれてきた裏山ベースだが、新型コロナ対策で地域と連携する中、「秋川渓谷が持つ可能性を改めて感じた」と神野さん。リニューアルに際し、購入者がスマートフォンに情報を表示させ自分のペースで秋川渓谷を楽しんでもらうサービス「遊び方ガイド」(1800円~2500円)を開始。ハンモックや椅子、自転車などの貸し出しも始め、手ぶらで来ても楽しめる仕組みを作った。
新型コロナ対策のため、荷物預かり、シャワー、店内での飲食提供は当面の間休止している。営業日時は、金曜9時半~17時、土・日曜・祝日9時半~18時。その他の日は檜原村エコツアーガイドでもある神野さんが地域の名所を案内する貸切ツアーを実施中。
神野さんは「遠方からの観光客だけでなく、地元の人にも秋川渓谷の魅力を再発見するきっかけになれば」と意気込む。
「遊び方ガイド」を利用するには、店頭またはウェブサイトで気になる遊び方パッケージを購入する。