小菅村 古民家ホテルNIPPONIA 新棟「崖の家」を開業

開業する2棟は、築80年と築100年の古民家を改修したもの

山梨県小菅村で昨年8月にオープンした古民家をモダンに改修した宿「NIPPONIA小菅源流の村」(運営・㈱EDGE)が7日、新棟「崖の家」を開業する。

「NIPPONIA小菅源流の村」は、村全体を一つの宿に見立てる。宿を拠点に温泉や自然、地元の食材など、村の魅力を丸ごと体験してもらうことを狙いとしている。

昨年から稼働している「大家」は全4室。かつて養蚕を営んでいた築150年以上の名家を、古民家の風格を残して改修したものだ。

全ての部屋から山並みを望むことができる

今回開業する「崖の家」は、村の特徴的な地形である急峻な崖に張り出すように立っていた2棟の古民家を改修した。キッチン、トイレ、バスルーム付きの1棟貸しで、3密を回避できる作りとなっている。

夕食の食材には野菜のほか、村で養殖された川魚や甲州地どりなどが用意される

一番の特徴は夕食の自炊。用意された村の旬の食材や農業体験で収穫した野菜を使い、村在住のシェフが考案したレシピをもとに調理する。朝食は野菜をふんだんに使った調理済みの洋朝食となる。

宿泊料金は1泊2食付き1人3万3000円〜。予約は公式サイトから。(宮前)