青梅市 食堂「なかま亭」 土曜限定 手作りパンを販売 

焼きたてのパンは2個ずつ入っている

青梅市今寺の社会福祉法人なかまの会(佐藤友之理事長)は、食堂とお弁当販売の「なかま亭」を運営している。新たに土曜限定で手作りパンの販売を始めた。

パンは国産小麦と青梅産の卵を使い無添加。プレーン、バターシュガー、チーズの3種類があり、うち2種類を週替わりで販売している。

パン作りは朝9時から始め、2個ずつ袋に入れて店頭に並べる。1袋130円。焼きたてはもちろん、温め直してもおいしい。

パン作りを担当するのは伊藤実咲さん。「最初は膨らまないこともあり難しかったですが、おいしいパンができるようになりました。商品も増やし、私の好きなカレーパンが作れるようになりたい」と話す。

新型コロナウイルス感染拡大を受け、「なかま亭」では、食堂と朝食バイキングを休みにし、弁当と惣菜のテイクアウトのみの販売に変更している。利用者の新しい仕事の確保と、少しでも収益を上げたいとパン作りに取り掛かった。何度も試作を重ね、昨年夏ごろから商品化にこぎつけた。

副主任の山家由佳さんは「皆で試食を重ね、味の感想を出し合い、改良した商品。売れ行きも上々です」と話した。

営業時間は11時~14時30分。日・月・祝日定休。問い合わせは0428(32)8825まで。(山石)