あきる野 ヴィンヤード多摩 ワイン用ブドウの苗植える

ブドウの苗を植えた森谷社長と中野専務、同社社員(後列右から)とリンデンハウス関係者(前列)

あきる野市内に70㌃の畑を所有するヴィンヤード多摩(森谷尊文社長)は3月27日と4月4日、ワイン用ブドウの苗を植えるイベントを実施した。社員のほかボランティアの援農隊、グループホームのリンデンハウス(日の出町大久野)利用者が2日間でシャルドネ150本とメルロー50本を植えた。3年ほどで実がつき、5年ほどで成木になるという。

シャルドネはフランス、ブルゴーニュ地方原産の白ワイン用品種で、醸造後の熟成によってさっぱりした味にも濃厚な味にもなる。メルローはフランスのボルドー地方原産の赤ワイン用品種で、醸造後他の品種と混ぜて使われる。

中野多美子専務は「ゆくゆくはブドウの観光農園にしたい」と話し、森谷社長は「今後は畑をもっと広くして、収穫量を増やしたい」と話した。

羽村市緑ヶ丘のワインショップで自社醸造のワインを販売している。営業は日曜13時~17時。問い合わせは042(533)6442まで。(藤野)