あきる野市 ブルーベリーの遠藤農園 摘み取り8月下旬まで

ブルーベリーでいっぱいのカゴを手にほほ笑むよりこさん

ブルーベリー摘み取り園の遠藤農園(あきる野市渕上、遠藤貴義園主)は7月24日、今シーズンの摘み取りを開始した。大粒で甘酸っぱいティフブルーのほか、約5品種が植えられている。

粒が大きくて味の濃いブルーベリーを求め、遠方から毎年必ず訪れる人もいるという。低い位置に実がなるようせん定しているため子どもでも摘み取りがしやすい。今年は晴天が多く雨もほどよく降ったため、昨年と比べて大きく完熟した良い実が取れるという。

もとは野菜農家だったという遠藤さん。区画整理で土地が狭くなり、知り合いの勧めで
20数年前に始めたのがブルーベリーだ。以来、家族で農園を営んでいる。「生がおいしいので、そのまま食べるのがおすすめ。冷凍すれば1年は楽しめますよ」と園主の妻、よりこさんは話す。

開園日時は水・土・日曜の9時~12時(入場は11時30分まで)。持ち帰り用の袋は持参を。価格は100㌘210円。最小摘み取り量は500㌘から。入園料不要。8月下旬まで営業予定だが、生育状況や天候により変更あり。中旬以降は問い合わせてからの来園が確実。080(8707)0138まで。(藤野)