洋画家、栗原一郎展 10月10日まで 福生市郷土資料室

作品「祭の男」

福生に生まれ育ち、昨年81歳で死去した洋画家「栗原一郎展」が10月10日まで、福生市郷土資料室(同市熊川)で開かれている。市が誇る画家の在りし日が偲ばれる。

栗原さんは市内の小学校、旧郵便局などをイメージした作品など、福生の町や人々を描いた作品を多数残している。会場では福生ゆかりの作品を中心に、画材やアトリエの資料なども公開している。

1956年から小貫政之助に師事。62年、武蔵野美術学校(現武蔵野美術大学)を卒業。75年にシェル美術賞展入選、76年に安井賞入選など高い評価を受けている。

展示時間は10時~17時。月曜休館。問い合わせは042(530)1120郷土資料室まで。