自宅療養希望者に朗報 自宅療養希望者に朗報 青梅市今井にオープン 看護師も募集中
「訪問看護ステーションおうち」(貫井美里代表)が昨年11月、青梅市今井にオープンした。小児から高齢者まで在宅医療を希望する人に朗報となる。看護師、医療従事者を募集している。
貫井代表(39)は飯能看護専門学校を卒業後、看護師としての病院勤務の経験を生かし、生まれ育った地域の人の役に立ちたいと独立した。「病院まで遠い、一人暮らし、家族に迷惑をかけたくないなどさまざまな理由で自宅療養を希望する人を見て力になりたいと思った」と開業の動機を語る。
「利用者が自宅で安心して療養できること、利用者や家族の生活環境や意思を尊重することの2つを理念とし、丁寧で温かい看護を提供したい」と話す。医者の指示書による点滴、吸引、注射、カテーテル管理、心療相談ほか一般医療行為を行う。看護計画は主治医、病院看護師、貫井代表、利用者とその家族、ケアマネージャーによる会議で決める。
利用料金(自己負担分)は医療・介護保険の原則1〜3割負担。訪問回数および時間は医療保険の場合は週3回までで1回の訪問時間は30分〜1時間半。介護保険の場合は20分、30分、1時間、1時間半の4区分。
希望者は受診中の医療機関、市町の地域包括支援センター、介護保険窓口、障害福祉担当窓口で受け付ける。対象エリアは青梅市、羽村市、福生市、あきる野市、瑞穂町、飯能市、入間市。
募集スタッフの条件は看護師資格、普通自動車運転免許所有。委細面談。
営業時間は9時〜18時。土日・祝日休み。問い合わせは0428(27)0977まで。(吉田)