アスリートの引退後を支えたい 元競輪選手が武蔵野うどん竹國開業
埼玉県発祥のローカルチェーン店「武蔵野うどん竹國 青梅店」(横山明男オーナー)が10月11日、青梅市千ヶ瀬町のPLAZA5内にオープンした。コシのある太麺と、醤油ベースの濃厚なかつお出汁が特徴の本格的な武蔵野うどんを提供。麺は並盛り(350㌘)〜特盛(1㌔㌘)が同じ料金で選べる。
独自配合の小麦で作る自家製麺を打ち立て茹でたてで提供。1番人気の「肉汁うどん」(850円)のほか、「クリーミーカレーうどん」(900円)、「あごだし鳥汁うどん」(870円)、冷汁の「おろしぶっかけうどん」(750円)など、さまざまなメニューが楽しめる。

横山オーナー(58)は元競輪選手で、引退後の2011年から西東京市にある実家の焼鳥屋で経営に携わり、店を3店舗に拡大。コロナ禍で2店舗を閉めたが、後輩選手らのセカンドキャリアを支えたいとフランチャイズ展開する武蔵野うどん竹國の研修を受け、このほどの開店に至った。
店では後藤学店長(57)のほか、2人の元競輪選手が働いている。横山オーナーは「社会経験の少ないプロアスリートが引退後に活躍できる場を作りたいと店の開業を決めた。店を軌道に乗せ、多くの元アスリートを雇用したい」と話す。
営業時間は11時〜15時、17時〜21時。年中無休。問い合わせは0428(84)0067まで。
