檜原のヒノキアロマ製品 箱根の東急系列施設で発売
ウッドボックスの「shin rin yoku」

ウッドボックス(檜原村、吉田光世社長)が手がける檜原村のヒノキ製品が、東急系列の箱根エリアの別荘地で8月1日から販売されることになった。製品を採用したのは東急リゾーツ&ステイ(渋谷区)。同社の地域水源地保護の取り組みとして、ウッドボックスが海外向けに立ち上げたヒノキ商品ブランド「shin rin yoku」とコラボ。第1弾となるヒノキアロマグッズ3 種を箱根・宮城野エリアの「箱根サニーパーク」など5施設で扱っていく。
販売するアロマグッズは空間に噴霧して使う「ヒノキミスト」、浴槽に垂らして香りを楽しむ「ヒノキオイル」、音と香りで焚き火を感じる「ヒノキ焚火アロマキャンドル」の3種。これらを朝と夜の時間帯に使い分けることで、シーンに合ったリラックスタイムを自宅やオフィスなど好きな場所で楽しめるという。コラボ企画は第3弾まで決まっている。
ウッドボックスは村の企業誘致制度を利用し2019年に村内に支店を開設。村内でヒノキの精油を製造・販売する事業を開始し、コロナ禍にはヒノキ板で作るマスクケースというヒット商品を生み出した。21年から村のじゃがいも焼酎製造等施設「ひのはらファクトリー」を受託運営。23年にはじゃがいも焼酎とのブレンドで世界初となるヒノキの焼酎を発売した。「檜原のヒノキを世界へ」を掲げ、檜原のヒノキにこだわった「shin rin yoku」ブランドを北米に輸出している。 (伊藤)