新たな土産物「御岳珈琲」青梅市観光協会が2種発売
青梅市観光協会(竹内俊夫会長)が14日、ご当地コーヒー「御岳珈琲」の射山渓ブレンド(1袋250円)と高水ブレンド(同)を発売した。同市大門の多摩ワールドコーヒーが、流通量の少ない貴重なブラジルとコロンビア産豆を焙煎。ドリップバッグタイプで、パッケージには御岳渓谷や高水三山などをデザイン。土産物や贈答用だけでなく、自宅でも楽しんでもらいたいという。
射山渓ブレンドはスッキリとした味わいでフルーティーな香りと酸味が特徴。パッケージには御岳渓谷と筏流しをデザイン。御岳渓谷はかつて、多摩川の流れが周辺の山を射るような姿から射山渓と呼ばれていた。そんな歴史を知ってもらいたいと商品名に採用した。高水ブレンドは深煎りでしっかりとした味わい。パッケージには高水三山(高水山・惣岳山・岩茸石山)と高水山常福院の獅子舞がデザインされている。
同協会の星野由援事務局長は「観光客だけでなく地域の皆さまにも愛されるコーヒーに育てていきたい。まずは御岳珈琲を多くの人に知ってもらいたいが、いずれは青梅宿珈琲や梅郷珈琲なども発売できたら」と話した。(鋤柄)