夏の華麗なるカレー特集 美味しいカレーのあるお店

梅雨が明け、いよいよ夏本番。暑くなると食べたくなるのがカレー。それも少々辛いのがいい。カレー粉に含まれるスパイスには消化を助ける作用もあるから、夏バテの胃にも優しいはず。今回は「カレー専門店じゃないけど、美味しいカレーのある店」を紹介します。(澤村)

 
◆ 青梅市住江町「夏への扉」

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野菜カレー。玄米が美味しい

JR青梅駅から徒歩4分の線路沿い。店の窓からは、中央線の電車が間近に見える。
6種類の香辛料を使ったスパイシーなチキンカレーと、ナス、ズッキーニ、ピーマンなど夏野菜たっぷりの野菜カレーがある。ご飯は、秋田産の無農薬玄米を使用。もともと「玄米屋さん」という店主の山田勝一さん。柔らかく香ばしく炊き上げられた玄米がカレーの味を引き立てる。
季節の野菜・果物を使った自家製ケーキも常時2~3種類ある。
青梅市河辺の自然食レストランを経て、ここに店を構えて29年目。厳選した食材の美味しさをゆっくり味わえる、居心地の良いお店。チキンカレー950円、野菜カレー850円。午前10時~午後6時、火曜休。0428(24)4721。

 

◆青梅市小曽木「コンブリオ」

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ナスカレー。ナスの下にチキンカレーがかかる

小木曽街道から1本入ったところにある、花と緑の美しい庭が目印のカフェ。
店の看板メニューは和牛を使ったハンバーグだが、地場の採れたてナスをふんだんにトッピングした季節限定のチキンカレーもお勧め。チキンはトロトロに煮込んである。
店内にはギャラリースペースもあり。行き届いた庭の手入れはオーナーの信原さん一家によるもの。庭に面したテラス席も気持ち良さそう。「コンブリオ」はイタリア語で「生き生きと元気に」の意。
ナスカレー1300円、ハンバーグランチ1420円。午前10時~午後9時、月曜休。0428(74)6145。

 

◆あきる野市「東京裏山ベース」

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くせになる味の薬膳チキンカレー

JR武蔵五日市駅前「東京裏山ベース」のCafe Sketchは、ユニークなオリジナルメニューを繰り出す。
今年2月にデビューしたのが「薬膳チキンカレー」。高麗人参など数種類の薬草を8時間煮出し、鶏・昆布・鰹などの出汁とスパイスで煮込んだという手のかかった一品。「疲労回復など身体に良い薬膳にこだわったメニュー。といってもいわゆる漢方薬臭さはなく、すっと口に入って行くようなマイルドな味に仕上がった」と開発者の上村幸太郎さん。3カ月間試作を重ねて完成させた。抜群の味で、この夏一番の人気メニューになっている。
その他、地元の鮎を使ったアユチョビピザもお勧め。薬膳チキンカレー850円。平日午前11時~午後7時 / 土日祝日午前9時~午後7時。050(1417)6751。

 

◆あきる野市小中野「佐五兵衛」

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隠し味に味噌を加えるカレーほうとう

JR武蔵五日市駅からほど近い檜原街道沿いにある、会席料理とほうとうのお店。「猪豚入り五日市ほうとう」「生湯葉入り豆乳ほうとう」など20種類以上のほうとうメニューが並ぶ。
夏に人気なのが「鶏肉入りカレーほうとう」(1000円)。味噌を隠し味に入れた出汁でのばしたカレーがかかっている。麺とカレーは味がよく絡んで相性がいい。コンソメで煮たジャガイモが山に見立てて盛りつけてある「お山のカレー(ライス)」(900円)も夏の人気メニュー。
午前11時半~午後7時半、月曜休。042(596)0445。