中村酒造が純米原酒の新商品 その名も千代鶴東京酒蔵魂
中村酒造(中村八郎右衛門社長、あきる野市牛沼63)は来月1日、「千代鶴東京酒蔵魂純米原酒」を新発売する。ラベル、化粧箱とも金色を基調に、鶴や桜が描かれ、華やかな江戸の都を想像させるもの。贈答、土産として喜ばれそうだ。
あきる野で200年の歴史を誇る酒蔵が伝統の技と酒造りにかける蔵人の魂が醸し出した至極の純米原酒が誕生した。
酒母米の精米歩合を35%まで磨き、低温発酵させたもろみによる上品な香りと純米原酒ならではの豊かな味わいを楽しめる。アルコール度数は通常の日本酒より2度高い17・5度。中村社長(43)は「1年掛けて構想を形にしました。千代鶴の自信作です」と話している。
720㍉㍑びん詰で1980円(税込)。近くの酒屋で求められる。来月9日、10日に都立秋留台公園で行われるあきる野市産業祭でも、新酒の「千代鶴しぼりたて純米生原酒」と「千代鶴たまの里純米にごり酒」とともに販売する。(岡村)