旬の味覚丸ごと華やかに 井中居 3、4月限定で 八角折り箱2段詰め弁当

 青梅市藤橋の井中居は3、4月限定で弁当の販売を始めた。イベントや外出の自粛が社会に広まる中、自宅や職場、お祝い事や法事など身内の集まりなどに利用できるよう配慮した。
 八角折り箱2段詰めで、弥生3月の献立は、サーモン小袖寿司、れもん南蛮盛り、紅鱒祐庵焼き、合鴨燻製、山女魚から揚げ甘酢餡、たらの芽うす衣揚げ、蓬ごま豆腐、新じゃが旨煮、ちらし寿司、筍ごはんなど30品の料理が盛り込まれている。
 知識尚志料理長が旬の食材を吟味し献立を考え、見た目も華やかな絶品の料理に仕上げた。卯月4月には献立が変わる。
 弁当の販売は久しくなかったこと。運営会社黒茶屋の福島まみ子副社長の「家を出づらく、集まりも難しい環境の中でお客様に井中居の春の料理を食べていただきたい」との提案に、知識料理長も同じ思いだったという。
 「ちらし寿司は店でお出しているものと同じです。筍ごはんは釜で焚き上げました」と知識料理長。折り箱は直径16・5㌢、高さ4・5㌢。ボリュームもある。5400円(税込み)。注文は1個から、2日前までに受け付ける。店舗で引き渡すほか、「配送もご相談ください」とのこと。
 問い合わせ、注文は0428(30)1661まで。(岡村)