マスク品薄の今　きれ屋が動画で紹介　おすすめ！　畳むだけ手ぬぐいマスク

　新型コロナの影響でマスクが品薄となる中、あきる野市五日市の手ぬぐい専門店「きれ屋」が手ぬぐい１本とゴム紐でできる「手ぬぐいマスク」の作り方を動画で紹介している。縫ったり切ったりせず畳むだけで作れ、使い終われば洗って手ぬぐいとしても使えるスグレモノだ。
　用意するのは長さ90㌢の手ぬぐいと50㌢のゴム紐（柔らかめ）２本。動画では店主の安藤諭さんが手際よく手ぬぐいを畳み、１分ほどでマスクを完成させる。市販の紙マスクと比べると厚手で運動時には向かないが、花粉やウイルスには一定の効果がありそうだ。
　安藤さんは重度の花粉症で、ティッシュで鼻をかむのも痛い時がある。刺激を抑えるため普段から柔らかい手ぬぐいで鼻をかんでおり、その延長でマスクを思いついたという。「切ったり縫ったりすればもっと薄くて快適なマスクが作れるのはわかっているけど、畳むだけのマスクは使用後に洗って再度手ぬぐいとして使えるのがいいところ。手軽にできるので試してみてほしい」と話す。（伊藤）