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西の風新聞

西の風新聞

1988年創刊。東京都西多摩8市町村(青梅市、あきる野市、羽村市、福生市、瑞穂町、日の出町、奥多摩町、檜原村)を取材エリアとするタブロイド版の地域新聞です。毎週木曜日発行。※記事内のデータは全て取材時のものです

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0819-9

2006年月の取材当時、日の出町にあった少女まんが専用の私設図書館「少女まんが館(女ま館)」は年現在、あきる野市網代にある。全国の少女まんがファンなどから寄贈された約3万冊の蔵書は、年の間に倍の6万冊に増えていた。最初の取材から2年後の年、女ま館は立ち退きの 憂き目に遭う。管理人の中野純さん、大井夏代さん夫妻は家族や親戚から「良い機会だ」と閉館を勧められたが、「やめないことが最大の目標」としてきた2人は必死で代替地を探した。 粘り勝ちでが見つかり、土地を購入。年3月に新たな女ま館が竣工するが、その時点で「私たちは(貯蓄が)ゼロだった」。周囲の反対を押し切り、私財を投じてまで女ま館を存続させたのは、少女まんがの価値が認められないことに対する悔しさがあったからだと2人は振り返る。 開館当初は「かつての少女」たちが昔を懐かしんで訪れるケースが多かった。次第に母親の影響で少女まんがが好きになったという若者や外国籍の愛好家が来るようになり、最近は少女まんがを研究したいという高校生、大学生まで現れた。 「少女まんがのバトンが母親世代から娘世代に受け継がれてきているのを感じる」と中野さん。大井さんは「少女まんがが映画やドラマの題材に扱われるようになり、これまでと違う局面に入った」と、新たな価値観が育ちつつあるという。 一方、悩みは収容スペースが限界に近づいていること。2人は近場で蔵書の一部を保管してくれる人を探している。年1回以上、公開日を設けるのが条件。「まんがは読み放題です。自宅の小屋やガレージなど3畳以上のスペースがあるお宅で、少女まんが愛あふれる方だったりするとうれしい」と大井さんは協力を呼び掛ける。 4~月の毎週土曜時~時開館。予約制で入館無料。詳細は公式サイトで。問い合わせは042(519)9155(開館時のみ)。 (伊藤)

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