護身道から発展 スポーツチャンバラ 11月7日、青峰学園で体験教室
スポーツチャンバラ(スポチャン)教室が都立青峰学園(青梅市大門)で11月7日に開催される。主催の都スポーツ文化事業団が参加者を募っている。講師を務めるのは、東京都スポーツチャンバラ協会青梅支部である青梅スポチャンクラブの鶴岡義浩さん(67、同市河辺町)。基本動作の練習をした後、試合を体験する。
スポチャンは、空気の入った柔らかいエアーソフト剣を使うことで、子どもから高齢者まで、誰でも安全に楽しめる。ルールもシンプルで、相手のどの部位を打っても一本となり、勝敗が決まる。
大会では、型の美しさを競う基本動作の部門から、「対戦」と呼ばれる1対1で戦うもの、1対3などで戦う「乱戦」もある。エアーソフト剣も45㌢以下の短刀から、2㍍以上の槍型まであり、盾を使う種目、二刀流や異なる種類の剣を持った人同士が戦う部門もある。
男女混合で試合が行われることもスポチャンの特徴の1つ。俊敏性が求められることから、試合で女性が男性に勝つことも多い。子どもと大人の対戦でも、子どもが小さな体を利用し、足元を攻撃するなどし、大人に勝つことができるのも魅力という。
同クラブは、2000年に鶴岡さんが設立。現在は小学生を中心とした10人が、週に一度、河辺市民センターで練習する。
鶴岡さんは「スポチャンは護身道から発展したスポーツ。剣を受けて相手を打つことが基本。俊敏性を鍛えることもでき、誰もが楽しめる。ぜひスポチャンを多くの人に体験してもらいたい」と参加を呼び掛ける。
定員20人。申し込みはこちらから。問い合わせは03(6804)5636都スポーツ文化事業団まで。(鋤柄)