「サンタ村」テーマに展示 青梅 サンタの家 わあす

雪が積もった山のような白い布にサンタが暮らすジオラマを展示

岩蔵街道から少し入った場所にある、かやぶき屋根の古民家「サンタの家わあす」(青梅市小曽木)は4日、毎年恒例の「世界のサンタ展」の営業を開始した。展示室にクロース真桜代表が世界から集めたコレクションを展示するほか、ショップには各国のサンタやクリスマスグッズが並ぶ。

今年の展示テーマは「サンタ村」。サンタクロースと仲間たちが集まって暮らす絵本のような世界観をイメージし、30年かけて集めたミニチュアを約50軒展示している。トナカイが空の飛び方を教わる学校、疲れた足を休めるスパ、サンタクロースの仕立屋などユニークなミニチュアを村のように集めて展示している。

このほか世界中のギフトギヴァー(プレゼントをくれる人)の紹介や、サンタクロース起源の解説を展示。2019年までは手に取って遊べるおもちゃを多く展示していたが、新型コロナ以降は見て楽しめる展示を中心にしているという。

ショップには真桜代表がドイツや北欧で買い付けたクリスマスグッズのほか、和紙でできたカラーサンタを限定販売している。また毎年人気のシュトレン(2380円)を30日から販売。予約は来店で受け付ける。

今年の営業は12月22日まで。営業時間は11時~17時、入場無料。問い合わせは0428(74)4573。(藤野)