青梅産の新鮮野菜、卵が材料 「畑のシフォンケーキ」を販売

IMG_8189 青梅市新町の植木生産農家、榎戸園(榎戸茂之代表)は今月から「畑のシフォンケーキ」の販売を始めた。青梅産の採れたて野菜や果実と、小曽木の川鍋養鶏場の新鮮卵で作る手づくりケーキは「ふんわりで、体に優しい味」と評判だ。
「畑のシフォンケーキ」はJAかすみ直売センターで求められる。榎戸代表の妻の芳さん(43)が丁寧にまごころ込めて作っている。子育てがひと段落。農産加工に興味を持ち、西多摩農業改良普及センター職員からアドバイスを受け、地域食材を使ったシフォンケーキを作ることにした。
小松菜シフォンケーキ(250円)は淡い緑色がきれいで、子どもも抵抗なく食べられる。トウモロコシシフォンケーキ(同)はシャキシャキの触感が良い。カボチャシフォンケーキ(240円)は優しい甘さが楽しめる。
卵の力だけで膨らんだフワフワ感が最大の特徴。次はホウレンソウ、ブルーベリー、ハーブなどを使ったケーキを思案中という。
「昼は畑。夜2時間ほど掛けてケーキを作っています。今の生活リズムに慣れ、余裕ができたらプリンなども作ってみたい」と芳さんの希望は広がる。
「畑のシフォンケーキ」はJR青梅駅前のつぶあんカフェでも味わえる。(岡村)