あきる野市山田 そば処たか瀬 安曇野流そばが好評

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せいろそば(680円)

あきる野市の山田大橋近くのそば屋「信州安曇野そば処たか瀬」は店名の通り安曇野流の手打ちそばを提供している。店は懐石料理などを修業した続麻明広さん(41)が開業。「叔父がそば屋に勤務していたことから幼いころからそばには慣れ親しんでいた」と話す。
麺は長野県産、北海道産のそば粉をブレンドした二八。麺の細さが特徴だ。汁は昆布と本カツオのだしがよくきいている。「当店は父の出身地、長野県安曇野のそばを意識している。江戸前のそばは醤油のきいた汁に、麺を少しつけて食べるのが主流なのに対し、汁にどっぷりと麺をつけて食べるのが安曇野流。汁とよく絡むよう麺は細くなっていて、汁も少し甘めかな」と安曇野のそばについて説明する。店では、その味を受け継ぎながらも、東京の人の口に合うように辛さなどの微調整を加えている。
今年で開店10年目。雑誌、新聞、テレビなどの取材は断っているというが、口コミで評判になり30代~年配客が多く来店する。週末は都内からの客が足を運ぶほどだ。「そばを打つのは僕1人。テレビなどの影響で、客が一気に来て料理をおろそかにしたくない。常連さんを大切にして、このままさぼらずに続けられれば」と続麻さんは話している。
30席。昼・午前11時30分~午後3時、夜・午後5時~9時。月曜は夜のみ・火曜定休日(いずれも祝日は通常営業。火曜営業の場合翌日、休み)。042(519)5779。(小澤)