天然氷をご堪能あれ 行列ができるかき氷店 あきる野 久森

SONY DSC あきる野市小川の「甘味茶房 見世蔵 久森」(森田康大店主)で、南アルプス・八ヶ岳の天然氷を使ったふわふわのかき氷が人気を呼んでいる。厳しい暑さが続いた14日からの3連休には、涼を求める客が遠方からも訪れ行列を作った。
「まずは天然氷そのものを味わってほしい」とシロップは氷の下に入れ、上からはかけず別に添えて提供するスタイル。高さ20㌢ほどにもなる真っ白で雪山のようなかき氷は、見た目から楽しめる。口の中に入れた瞬間にスッと溶けるよう、氷はごく薄く削っている。
一番人気は抹茶あずき(1000円)。小豆と抹茶、練乳などのシロップ類は別に添えてあり、自由にかけて食べることができる。そのほかマンゴー(同)、ブルーベリー(1100円)もあり、4人で2種類注文し分けて食べる人もいるという。
森田店主(48)は「このあたりではなかなか食べられない天然氷です。蔵の落ち着いた空間の中で時間を忘れてゆっくり堪能してほしい」と話している。
来月31日までランチは休み、メニューは甘味のみ。かき氷は氷がなくなり次第終了する(例年は9月中頃まで)。問い合わせは042(558)1852まで。(佐々木)