日の出のトマトとブルーベリー 福生の専門店ラトリエサクラが焼き菓子に

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カットするとトマトジャムが顔の形になっていることもあるふくのさと

日の出町の名産品の二大看板「トマト」と「ブルーベリー」を使った焼き菓子が評判を呼んでいる。福生市東町にある焼き菓子と紅茶の専門店「ラトリエサクラ」(乙訓かな江マネージャー)オリジナルのパウンドケーキ「ふくのさと」と焼きドーナツ「福のわ(ブルーベリー)」で、今年5月の発売以来、町内外で売れ行き好調だという。

「ふくのさと」の味は2種類。ひので肝要の里(同町大久野)で加工したトマトピューレを生地に練り込み同店で作ったトマトジャムも入った「完熟ひのでトマト」と、町産のブルーベリーで作ったジャムを生地に練り込み2層になるよう焼き上げた「日の出産ブルーベリー」がある。シェフパティシエの冨川喜人さん(32)は「特にトマトを使ったほうは、トマトの風味を生かしつつ完成度の高い焼き菓子になるよう工夫しました。トマトが苦手な人からもおいしいと好評の声をいただいています」と話す。

「福のわ」は、町産のブルーベリーで作ったジャムを生地に練り込んだもの。オーブンで焼き上げ、しっとりふんわりとした食感と、香り高いブルーベリーが特徴的だ。

いずれも手土産などに便利な個包装。ふくのさとは各味とも8個入り1080円〜(2つの味を両方楽しめるアソートもある)。福のわ(ブルーベリー)は1個250円。同店をはじめ、イオンモール日の出1階食の駅(同町平井)日の出町役場(同)、肝要の里、などで販売している。商品への問い合わせは042(552)1112同店まで。販売場所の問い合わせは042(597)1009同町サービス総合センターまで。 (佐々木)