ライトアップ24日まで 地元観光協会などが清掃活動 台風19号被害の御岳園地で

御岳清掃
河原に流れ着いた漂流物を拾う参加者ら

台風19号による多摩川の氾濫で御岳小橋が流失し、遊歩道が破損するなど大きな被害を受けた御岳園地(青梅市御岳)と周辺の河原で6日、地元観光協会などが漂流物を拾う清掃活動を実施した。同園地は9日に始まった御岳渓谷ライトアップ(同市観光協会主催)の会場となっており、早期の復旧が望まれていた。
清掃に参加したのは御岳観光協会(小澤徳郎会長)、同市カヌー協会(藤野強会長)、多摩川川下り事業組合(柴田大吾事務局長)、同市観光協会(小澤徳郎会長)と同市の5団体、一般参加者合わせて30人ほど。3時間近く作業し、流木やビニールごみ、金属片などの漂流物を約5㌧拾い集めた。
川下り事業組合の柴田事務局長は「僕らはいつもこの辺で遊ばせてもらっている。体も動くし、こういう時こそ役に立てれば」と言い、軽い身ごなしで岩場を渡り、木に絡みついたビニールごみなどを丁寧に取り除いていた。
ライトアップは24日まで。(伊藤)