苗木を掘り起こすもみじの里メンバー
苗木を通じて交流した両団体
あきる野市の「自然を昔に戻す会」(戸倉一会長)は10日、檜原村の「人里もみじの里委員会」(井上文喜会長)に育成中の広葉樹の苗木を譲り渡した。昔に戻す会が今年度で解散するため、苗木の引き取り手を探していた。
苗木はコナラ、モミジ、ミツバツツジなど431本。もみじの里のメンバーが同市乙津の畑に出向き、重機などで苗木を掘り起こして持ち帰った。同委員会では集落の山に広葉樹を植える活動を続けており、「大切に使わせていただきます」と話している。(伊藤)