日の出町農業委 園児150人が収穫 大根の栽培体験を実施

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大きな大根を収穫する園児たち

日の出町農業委員会(神田功会長)は14日、町内の畑で町内の全保育園・幼稚園(5保育園と1幼稚園)の年長園児を対象に大根の収穫体験を行った。約150人の園児が参加し、太く立派に育った大根を土から引き抜いた。
同委員会は2010年から、子どもたちに土と触れ合う楽しさと作物を育てる大切さを学んでもらおうと、大根の種まきと収穫をする栽培体験を実施。園児は今年9月に種をまき、農業委員らが間引き作業などの管理を行って、立派な大根に育て上げた。
晴天に恵まれた収穫当日、園児は広い畑を走りまわり大根を収穫。「こんなに大きいのがとれた!」「重い」などと口々に感想を言いながら作業していた。
「栽培体験を通じて園児の皆さんには食べ物の大切さや労働の大変さ、協働の精神を学んでいただけたらうれしい」と神田会長。園児らに「収穫した大根は家庭や園でぜひ食べて」と呼びかけた。(佐々木)